みなさん、こんにちは!
最近よく中間管理職の転職を目にするのですが、中間管理職になりたがらない人達が 増えて来てるみたいですね^^
そもそも中間管理職の仕事を知らない人達が中間管理職になって、 その人達が中間管理職を育てようとして失敗して、それで中間管理職がいない、 という人材不足のループにハマっている様です。
私が中間管理職として転職した会社は、まさにそんな感じで、 中間管理職が全く育ってなかったです。 中間管理職って一体…
こんな仕組みがブラック企業!その1:見なし管理職とジャイアンの様な上司!!
・これって管理職?いえいえ、見なし管理職ですよ!
私が転職した会社は、担当部署の権限があって無いような会社でした。
自分の部署の人員配置や要員計画、売り上げと予算の計画等、何も決める事ができませんでした。
経営陣が現場に詳しかったら良いのですが、必ず経営陣からの許可が無いと何も決めれない状況でした。
経営陣が現場を全て把握してれば良かったんですけどね、決してそうではなく、よく間違った判断をしていたんですよ^^
自分達の思い込みで良し悪しを決めて、間違っていたら現場のせいにするという…残念な感じでしたね。
・お前の手柄は俺のもの!俺の手柄も俺のもの!!
私は入社当初、何も知らなかったので、自分の考えで現場の事を決めていました。
その中で、うまく行った事と失敗した事があったのですが、うまくいくと私の上司は「俺が指示した」と言い、失敗したら「猪突猛進で勝手にやった」と言いました。
これが正に部下を売る、というひと昔前の経済ドラマで見た事ある展開が、実際に体験できました。
ホントにジャイアンだと思いました。
こんな仕組みがブラック企業!その2:退職者が毎年50%!?それって、現場を管理できてないって事じゃあ…
不思議な事に、同じ会社の部署に序列をつけて、スクールカーストの様な支配体制を構築していました。
給料が違うとか、難しい仕事をしているとか、売り上げが少ないとか、具体的な優越がある訳ではなく、その部署に所属しているというだけで評価が低く、退職者も毎年半分ぐらい出ていました。
社内の不満をその下々の人達を見下す事で解消させて、何の改善もしないなんて…まともな管理じゃ無いですね。
エタ・非人で同じ事をした江戸時代と同じでした。
こんな仕組みがブラック企業!その3:管理職に優しく従業員に厳しい人事評価…ゴマスリが横行し管理職がコロコロ変わる事態に!!
私が初めにこの会社で引き継いだ事は、人事評価のところでした。
この会社では、半期に一度評価を見直し、2回連続で良い評価や悪い評価を取ると、給料の上げ下げが発生する、しかもそれは絶対評価ではなく相対評価の為、絶対に誰かが犠牲になる、という仕組みでした。
その為、管理職へのゴマスリが横行し、実際に仕事をちゃんとしてようとしてなかろうと、ゴマをすらなけば給料が上がらない、という仕組みでした。
そして、経営陣は絶対評価で、自分達は判断ミスを揉み消したり、誰かのせいにしてうまく逃げて仲良くやっている、という状況でした。
この状況に納得ができない管理職は自ら退職をする、または自ら降格を申し入れる、という事が起こっていました。
私もその一人なのですが、半年で平均2人の管理職がいなくなるって、どうなんでしょうか…
そりゃあ管理職不足になりますよね^^
まとめ
いかがでしたか?
私が体験した管理職として経験した時のブラック企業は以下3点↓
・肩書きだけで実際は何の権限も無く、手柄を上司が横取りする会社はブラック企業
・平成のこの時代に江戸時代の様な階級制度があり、毎年約半数の従業員が辞めていく会社はブラック企業
・ゴマをすると評価が上がる制度を導入して、管理職がコロコロ変っていく会社はブラック企業
もし、こんな会社に長くいたら体を壊すだけだと思うので、可能な限り逃げましょう!!
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