武蔵小杉のタワーマンションの地価が台風被害で下落!川崎市への賠償請求に発展?

時事ネタ調査

みなさん、こんにちは!

2019年10月にあった台風19号の被害で、武蔵小杉駅周辺のタワーマンションの地価が下落し、住民たちは川崎市に対し賠償請求している、とのニュースが流れました。

自然災害だと思うのですが、何故訴訟問題で騒がれているのでしょうか?

住民が川崎市に出した要望書の内容

台風の大雨による浸水被害

12月5日に共同通信が報じた『住民が検証と賠償求め要望書』によると、「川崎市が逆流を防ぐゲートを閉めなかった判断は過失だとして、第三者委員会による検証と賠償を求める要望書を福田紀彦市長宛てに提出した。」との事。

川崎市側の対応について

一方、川崎市側は「台風の影響で水位が上昇した際、市は雨水が街中にたまるのを避けるため操作手順書に従いゲートを閉めなかった。11月から開いている住民説明会でも『適切な判断だった』と説明している」との事で、両者の意見は食い違っている。

浸水被害の影響って?

この浸水被害の影響で、一部有識者の間では「被害を受けて武蔵小杉の資産価値は暴落。ある戸建て物件を概算したところ、4000万円台から1500万円まで下がっていました」と分析しているとの事。

そのため、武蔵小杉周辺のタワーマンション住民は「武蔵小杉の地価やマンション価格が下がった」と認識し、川崎市に対し賠償請求を行っていると思われる。

しかしながら、地価ってたったの2ヶ月で変動するものなのでしょうか?

たった2ヶ月で地価は変動するの?

別の専門家の方は、以下の様に解説しています。

「武蔵小杉エリアで不動産価格が下がり始めた、というような話は私の耳には入ってきません。台風直後から不動産流通標準情報システム『レインズ』で『東横線武蔵小杉駅徒歩5分以内、マンション』の売出し物件数をモニタしておりますが、特に変化はありません。一部報道はちょっと大げさすぎだと思います。」

どうやら、この浸水被害による地価下落などの状況は、実際には起こっていないようです…

まとめ

・武蔵小杉駅周辺のタワーマンション住民が、川崎市に対し、2019年10月に来た台風19号の浸水被害に対し、川崎市に過失があったとして賠償請求を行っている。

・川崎市側の説明としては、同年11月に行われた住民説明会でも「適切な判断だった」として、過失を認めておらず、真っ向から対立している。

・この賠償請求の背景には、浸水被害による地価下落の補填という話があるが、実際に地価が下がっている事実はなく、一部専門家のおおげさな分析らしい。

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